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～新しいべっ甲細工をここから～

【長崎光細工®鼈甲】は、長崎に古くから息づく “べっ甲細工” の製造工程を、グラフィックソフトによる精緻なデザインとレーザーカッターによる切削加工とで現代的にアップデートする、いわば伝統工芸のDXです。

PC上でグラフィックソフトを使って考案したさまざまなデザインをレーザーカッターに読み込ませ、切出刀や彫刻刀などの刃物を一切用いることなく、熱光線のみで全自動かつ短時間のうちに切り出します。「光細工®」というネーミングは、このレーザーカッターを用いた工程に由来するものです。
「べっ甲　レーザーカッター」とGoogle検索しても、本べっ甲とレーザーカッターを組み合わせた製品は NAGASAKI Day One の他になく、こうした取り組みは日本で初めて、そして唯一無二（※2024年1月現在）のものです。

かつて南蛮貿易の拠点だった長崎は、今なお東京・大阪と並ぶ日本三大べっ甲産地です。300年以上にわたるその歴史を支えてきたのは、海を渡ってもたらされたべっ甲（タイマイの甲羅）という素材そのものの存在。それ自体がかつて国内唯一の貿易港であった長崎の歴史を象徴するものであり、【長崎光細工®鼈甲】でももちろん、本べっ甲のみを使用しています。

レーザーによる高速かつ正確なカットは、精緻なラインと繊細なエッジが美しい製品の反復生産を可能にし、また1つのデータをもとに仕様やサイズを変えた別アイテムを展開するなど、すべてが手作業ゆえにいわゆる一点モノが当たり前だったべっ甲細工の世界に新たな道を拓きます。

※「光細工」は NAGASAKI Day One の商標又は登録商標です。

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～"Day One"に込めた思い～

べっ甲の「甲」。
その字を形作るのは「日」という漢字と、その真ん中を縦に伸びる1本の線。
「日」、そして数字の「1」──つまり "Day One"。
日本語だと「1日目」という意味です。
べっ甲細工の新たな世界を広げる第一歩がここから始まれば……
《NAGASAKI Day One》というブランド名には、そんな思いを込められています。